
SUP(スタンドアップパドルボード)を使った釣りは、近年人気が高まりつつあるスタイルです。今回は、新潟県柏崎市の石地エリアで実際に行ったSUPフィッシングの体験談をもとに、初心者が安全に楽しむためのポイントや装備、注意点をご紹介します。

🗺 石地エリアの特徴と当日のポイント
石地は堤防奥に広がるロック帯が特徴で、水深は約3.5〜5mと初心者にも扱いやすい地形です。今回は11時から13時までの短時間釣行。底をライトジグで探るスタイルで挑みました。
- 🎯 狙い:ロックフィッシュ(キジハタ)
- 🌊 水深:3.5m〜5m
- 🧰 装備:ライトジグ(フロントフック)
今回使用したジグは、あえてフロントフックのみの仕様にしました。これは、ロック帯での根掛かりを極力避けるためです。SUP上ではスペースが限られ、しかも波による揺れもあるため、根掛かりによるライン切れで再度仕掛けをセットするのはかなりの手間になります。そのため、トレブルフックではなく根掛かり回避を優先したセッティングで挑みました。
開始早々、底付近でアタリが連続。ただしフロントフックのみのため、フッキングに苦戦。3度目のアタリでようやく20cm前後のキジハタをキャッチしました🐟

💨 SUP釣行中に起こったトラブルと対応
12時を過ぎた頃から風速が上がり、SUPが流され始めました。予報では午前中は風速4m程度とのことでしたが、実際は13時頃に風速5m近くまで上昇。風向きも横から吹いており、正面を向いて進もうとしてもSUPのノーズが戻されてしまう状況に。
このとき使用していたのは両側で漕げるタイプのカヤックパドルでしたが、横風があまりに強く、両面で漕いでもまっすぐ進めませんでした。そこで片側だけでのパドルワークに切り替え、方向をキープしながらビーチへ帰還するという判断を取りました。
結果、なんとかビーチに戻れたものの、出発地点からかなり流されていました。今回は岸が近く風も横風だったためなんとか帰還できましたが、もし沖に向かう風だった場合は非常に危険な状況⚠️でした。
🧭 SUPフィッシング初心者へのアドバイス
✅ 1. 風速3m以上の日は出艇しない
SUPは風に流されやすく、特に3mを超える風速は初心者にとっては危険です。釣果よりも安全を優先しましょう。
✅ 2. 出艇前の天気予報は必ずチェック
風速と風向きを細かく確認する習慣をつけることが大切です。気象アプリや釣り専用の天気サイトを活用しましょう。
✅ 3. 装備は必ず安全重視で選ぶ
- 🛶 パドル:両面漕げるタイプでも、状況に応じて片側操作がしやすいものがおすすめ
- 🦺 ライフジャケット:必ず着用。できれば腰巻タイプよりも浮力の高いベストタイプが安全
- 📱 防水スマホケース:万が一の連絡手段確保に
🛍 初心者におすすめのSUP釣り装備
以下のアイテムは初心者でも扱いやすく、今回のような状況でも対応しやすいものです。リンクを貼ってご活用ください。
- 🎣【ライトジグセット】
メジャークラフト ジグパラ マイクロ
5・7・10gのブルピンやレッドゴールドがお勧め
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▶ Yahoo!ショッピングで見る - 🦺【SUP用ライフジャケット】
シュノーケリングベスト スノーケリングベスト
- 📱【防水スマホケース】
ダイソー 水に浮く スマートフォン防水ケース 黒
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- 🛶 【パドル】
Abahub 調節可能カヤックパドル 210-230 cm カヤック オール
コスパ抜群!サイズ調節とオールの角度調整も可能。必要充分な性能です
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🔚 まとめ:釣果よりも“無事に帰る”が一番大事
今回の釣行ではキジハタ1匹という釣果でしたが、それ以上に学びが大きかった一日となりました。SUPフィッシングは自由度が高く非常に楽しいスタイルですが、自然相手のスポーツであることを忘れてはいけません。
風速や風向き、地形、安全装備などをしっかり整え、次回はイカ釣りシーズンに再チャレンジする予定です🦑



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