初心者でもできる!魚の正しい持ち帰り方と氷締めのコツ【保存版】

準備

こんにちは!釣り初心者の皆さん、釣れた魚、どうしていますか?

  • 「一人暮らしだから食べきれない…」
  • 「どう持ち帰ればいいのかわからない…」
  • 「捌くのが面倒そう…」

そんな声、よく耳にします。

でも、せっかく釣れた魚。できれば美味しく、鮮度よく、安全に持ち帰って食べたいですよね。

この記事では、

  • キャッチ&リリースの注意点
  • 氷締めを使った魚の持ち帰り方
  • クーラーボックスに入らない大物の処理法
  • 脳締め・神経締めって何?

を初心者でもわかりやすくまとめました!


まずは「釣った魚、どうする?」問題

釣り人の楽しみ方は大きく分けて2つ。


オオモンハタを釣って、手で口を掴み笑顔で写真を取るお兄さんの生成画像

①キャッチ&リリース派

釣り上げた魚をリリースして、駆け引きそのものを楽しむスタイル。魚とのバトルを楽しんで、ありがとうの気持ちで返す。素敵ですね。

釣った魚を食す前に感謝とともに頂きますと願いを込める青年の画像

②キャッチ&イート派

せっかくなら**新鮮な魚を美味しくいただきたい!**という方。家族に振る舞ったり、近所におすそ分けする方も多いです。

📝基本ルール:持ち帰るのは「自分が消費できる量まで」にしましょう!


キャッチ&リリースの基本マナー

「返せばいい」だけでは、魚は生き延びられません。以下のポイントを押さえましょう。

✅リリースは1分以内が目安

魚は水中で呼吸する生き物。空気中に出しすぎるとすぐ弱ってしまいます。できれば30秒以内を目指しましょう。

✅針の刺さり方に注意

深く刺さっていたり、浮き袋が出ている(根魚など)場合はリリースしても助からないことがあります。この場合は責任を持って持ち帰って調理しましょう。

✅魚を触るときは最小限に

人の手の熱で魚の表面が焼けるとも言われています。触るならフィッシュグリップや魚バサミを使い、口や下あごなど、影響の少ない場所に限定しましょう。
ダイソーから販売している魚つかみの商品画像110円赤と緑の2色展開ダイソーから販売している魚釣り道具のフィッシュグリップ550円の商品画像。筆者も使用している釣り道具のSWISS+TECHからアマゾンにて販売しているフィッシュグリップ フィッシュキャッチャー、魚掴み器でアルミ製の釣り道具 魚つかみ 耐荷重18kgで軽量 コンパクトな海釣りや池釣りバス釣り、沖釣り、船釣り、ランガンサビキ釣り 、穴釣り様々なようとで活躍するフィッシュグリップの商品画像
【Amazon.co.jp限定】ドレス(DRESS) フィッシュグリップ 魚つかみ プライヤー ディノグリップ EVO 超軽量 70g 累計5万本の商品画像


初心者におすすめ!氷締めでの魚の持ち帰り方

▶ クーラーボックスに入るサイズの魚

  1. 保冷剤や氷入りのペットボトルを用意(例:500ml×2本)
  2. 現地の海水をクーラーに1/3~半分ほど入れる
     └※このとき氷は袋のまま入れる。直接入れると塩分濃度が変わってNG
    • 魚をサイズ別に処理
       - 小型(キス・アジ等):そのまま氷海水に入れる
       - 中~大型:脳締めしてから入れる(暴れるのを防ぐ)

      私は100均にてアイスピックを購入して代用しています
      魚を締める用のアイスピックの画像(ダイソー商品)
  3. 自宅で捌くときも真水に浸けすぎないこと
     水分で魚の味が落ちます!

    この締め方は氷締めと言われています

▶ クーラーに入らない大物の持ち帰り方

  1. クーラーで氷海水を用意
  2. タオルを氷海水に浸して冷やす
  3. 脳締め→冷タオルで包んで密封袋などで保管
  4. (可能なら)神経締め
     └ 脳締めのあと、10分ほど冷却→神経締めでより鮮度キープ!

🧰持ち物リスト(大物狙い時):

  • 大きめのタオル
  • ドンゴロス(+厚手の袋)
  • ストリンガー(必要に応じて)

    プロマリンから発売している魚用ドンゴロス。釣った魚を沢山いれることができ、風通し良く暑さに強く丈夫ベルモント社のストリンガーの画像ダスター100枚入りの商品画像(ピンク)魚を落ち替える際にいれる厚み0.1ミクロンの大袋。車に魚の汁が付着しないように使用すると良い

ちょっと上級者向け:脳締め・神経締めとは?

釣った魚を美味しく、かつ苦しませずに締める方法です。

✅脳締めとは?

魚の脳をピンポイントで破壊して、一瞬で絶命させる方法。目と目の間、もしくはこめかみの奥がポイント。目が白く濁ったら成功のサイン!
脳締めしている参考画像(真鯛を横からアイスピックで刺して脳締めしている)出典:ルアーバンクさん

🧠 コツ:正面・横・斜め、魚種によって刺しやすい角度があります。数回やってコツを掴んでいきましょう。

✅神経締めとは?

脳締め後に、神経に針金を通して魚の反射運動を止める方法。死後硬直を遅らせ、身質の劣化を防ぐテクニックです。
ベルモントから発売している神経締めワイヤー1.0mmの商品画像amazon:ベルモント神経締めワイヤー
イナダを神経締めしている画像出典:朝日新聞デジタルさん


最後に:釣りは最高の「ひまつぶし」

釣りは、魚との知恵比べであり、生き物と向き合う時間。考えて、試して、失敗して、成功して。人生のちょっとしたスパイスです。

幸せになりたかったら釣りを覚えなさい
(中国の偉人の言葉より)



今後の記事予定

  • ドンゴロス加工のやり方
  • ストリンガーの自作方法

釣りの楽しみ方をもっと深めていきましょう!

釣れたよ!こんな時どうしたらいい?こういう仕掛けも良いよ!などのコメント大歓迎。と記載しているバナー用の画像。小魚と釣り竿がイラストにあり優しい雰囲気の画像
この記事を書いた人

こんにちは!2022年4月に釣りを始め、今年で4年目の30代アングラー&2児の父です。新潟県中越エリアを中心に、限られた時間とお小遣いで釣りを楽しんでいます。

主にルアーフィッシングですが、エサ釣りも少し。キス釣りから始まり、アジ、ルアー、エギングへとステップアップ。最初の相棒はダイワのリバティクラブ832MLI、今でも愛用中です!

コスパ重視の「貧乏アングラー」なので、必要最低限の道具で工夫しながら釣るスタイル。今年はSUPを導入し、新たな挑戦も計画中。

このブログは自分の釣り記録兼、同じ境遇の方の参考になればと思い書いています。アフィリエイトはありますが、実際に使って良かったものだけ紹介。欲しいものリストもあるので、もしご厚意があれば…なんて(笑)。

レビュー希望の仕掛けや道具も大歓迎!応援よろしくお願いします!🎣

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